鹿児島県立鹿児島ろう学校 デフ陸上教室

鹿児島強化合宿の期間中の12月3日(金)に地域貢献活動とデフリンピック普及啓発活動の一環でヤマダホールディングス、公益財団法人山田昇記念財団から、元ヤマダホールディングス陸上部の札塲大輝さんと当協会強化選手、佐藤湊選手、岡田海緒選手、高居千紘選手、滝澤佳奈子選手、上森日南子選手の5人が鹿児島県立鹿児島聾学校の小中学校生に対して陸上教室を開催しました。
札塲さんは両親が聴覚障がいがあり、本人は健聴者ですが手話が使える、元日本学生チャンピオンとして陸上界で活躍した選手で、この教室では札塲さんを中心に手話で子ども達に走り方やスタートの仕方など、走る楽しさを体現してもらえる内容で進めていきました。はじめは子ども達も緊張していた感じで選手たちに接していましたが、ものの5分もしないうちに笑顔が出てきて、楽しそうに走り回っていました。
最後にデフ選手から聴覚障がい者のオリンピック、「デフリンピック」の話があり、興味深く聞いていて、次、次のデフリンピックを目指したいという子どももいました。
まだまだ、デフリンピックの事を知らない人が多いですが、こうした活動を通じて、デフリンピックの認知度をあげ、聴覚障がい者が世界で活躍できる環境を整えていきたいと思います。
当協会では陸上教室を開いて欲しいろう学校や地域、団体などを募集しています。お気軽にお問い合わせください。

JDAA公式Facebookページへ

ヤマダホールディングス陸上競技部ページへ

公益財団法人山田昇記念財団ページへ